<<大会パンフレット表紙（曼荼羅−六甲戦）>>
撮影／阿部典子さん（二科会写真部会・北海道支部）

３月１６日（金）午後７時から、秩父宮ラグビー場クラブハウスで、第１７回東京都クラブ選手権大会の「組み合わせ抽選会」が開かれました。ＭＧＳからは永田、伊藤、大久保の各氏が出席しました。ＭＧＳは、２部トーナメント（１６チーム出場）を戦い、１回戦の相手はファイヤードラゴンと決まりました。ファイヤードラゴンは、エリスクラブのおじさんチームとして発足し、若手とはひと味違うラグビーを目指してきましたが、今回から両方を統合して１チームだけの出場となりました。エリスの名を残さずＦＤで出場するのは、昨年度エリスは４部、ＦＤは２部のため。大会は、１回戦が４月２２日からスタートの予定。健闘を期待いたします。

ところで、クラブ選手権大会は、単なる覇を競う場ではありません。どれだけクラブ運営ができているかを競う年１回の発表会の場です。勝つことが目標ではなく、自分たちが掲げたクラブ作りがどれだけできているかを検診する＜定期健康診断＞の場です。ですから、努力や創意工夫することに価値があるのであって、勝つことは偶々の結果にすぎません。クラブ作りができていないのに、勝つことが気持ちいいと思うのは、覚醒剤でいい気持ちになったのと同じです。自分の身を滅ぼす悪魔の誘いには乗らないようにしましょう。

同時に、クラブ選手権大会は、真正面から堂々と覇を競う場でもあります。「自己の名誉」を賭けて戦うのです。勝つために最大限の努力をする。個人として、チーム（集団）として……。忙しい日常生活に負けてはいけない。自分を厳しく律しようではありませんか。

各自でトレーニングをしましょう。そして、各種の「作業」を買って出ましょう。作業とラグビーは一体です。大会まで、あと２週間を切りました。