余市便り＆父親になるご報告
北海道後志支庁管内余市町住人：涌井大輔
お久しぶりです。北海道から冬の便りメールをお送りいたします。
本格的な冬の到来です。北海道後志地方は昨日からの大雪に見舞われ、一日で２０㎝以上の積雪を観測しました。昨日の夕方から降り出した雪が、朝起きたら一面の銀世界。家の前の車がすっぽり覆われていました。
靴を履いて玄関を一歩出ると「ズポッ」 ふわふわとやわらかい新雪に足をとられて、アッという間に靴の中がズブぬれです。あわてて家に駆け込み、長靴にはきかえて登校しました。
今年初の雪かきは、仕事を終えて帰ってきてから、真っ暗闇の中で一汗かきました。これからほとんど毎日猛烈に降りまくる雪を相手に、上手に付き合っていかないといけません。昨年は雪捨て場を間違えて車が出せなくなるといった失敗をしたせいもあって、北海道２年生のプライドにかけても、今年は雪かきに命を燃やそうと心に誓っているところであります。
また、学校のクラブ活動では後期「雪遊びクラブ」の顧問を任されました。唯一外で遊ぶ楽しいクラブです。これまでは、雪の量が少なかったので、遊べませんでしたが、もう大丈夫。さっそく先ほど４年生の児童から電話があり、
「先生、明日の雪遊びクラブのためにソリ持っていってもいい？」との声。
「もちろんだとも」
子供たちも雪が降って遊べるのを心待ちにしているようです。
「北海道は１年を通じて四季を感じることのできるなんて素晴らしい所だろう」と、常々感じていましたが、今日のように町の景色がいっぺんに銀色に変わった時の美しさは本当に息をのむほどです。しんしんと降り積もる雪を見ていると心が穏やかになってきます。これから約半年近く、雪とのお付き合いが始まります。
さて、先ほど今年は雪かきに命を燃やす、と書きましたが、実は我が家にも小さな命が燃えようとしているので、ご報告いたしたいと思います。
おかげさまで、子供を授かることになりました。すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、現在、妊娠５ヶ月に入ったところです。本日、嫁さんが東京で検診を受けたところ、「極めて順調に子供が育っており、安定期に入ってきた」ということで、大変遅れましたが、正式に懐妊のご報告をさせていただきます。予定日はキムタク＆静香の子供と同じ来年５月です。なんだか、２人のビッグカップルの子供と比較されそうで怖いのですが、元気に生まれてくれればそれでいいと思っています。
今後は３月から再び東京に帰って（里帰り出産に決めました）、５月の出産、そして子供が４ヶ月くらいになった８月あたりに北海道に帰ってくる予定でいます。ぼく自身生まれてくる子供になかなか会うことができないのがちょっぴり残念ですが、おじいちゃんおばあちゃんらに囲まれてすくすくと育っていってくれるでしょう。それよりなにより、まだ父親になるという実感も心の準備もないので、先輩方にいろいろなアドバイスをいただきたいと思っています。
来年は家族が２人から３人になりそうです。