◎小口秀樹

　今年も蔵王に行きましたが、何より驚いたのがグランドです。グランドの芝が年々良い感じに仕上がっていてグランドに立つのが非常に心地よく感じられました。これも桑原先生をはじめとして長年の苦労が実ってきた事と思います。そして、食当は凄いです〜。今回も気合入っていましたね〜。美味しかったです。またまた満腹中枢がやられてしまいました。
　さて、ＭＧＳメンバーは総勢8名と少数精鋭でしたが、初参加のメンバー（清水・西山）もいて、彼らには良い刺激になったことだと思います。セブンスの試合ではやっぱりくるみは走るな〜。ランニングラグビーという感じですね。改めて自分の走力の無さを感じました。最終日の１５人制の試合では、ペナルティーから先制トライをしたのは私です。怪我から復帰しての初トライでした。
　さ〜毎年蔵王に参加すると良い刺激を受けるのですが、これを活かせるかどうか今後にかかっているといえます。そろそろＭＧＳの居場所作りを何らかの形でスタートしないといけないでしょう！と、今回の参加者は感じていることでしょう。

◎賀川雄介

　幸いにも晴天に恵まれた蔵王での3日間でした。手作りの宿泊施設に手作りのお風呂、なんと言っても手作り料理には愛情が込められていました。食当の方々有難うございます。おいしかったです。２日目の夜に開催された記念パーティも、くるみクラブ創設者へ敬意を表した暖かいひとときであり、総勢２００人程の出席者にはくるみクラブの偉大さを感じました。中でも、九州から駆け付けられた田中さん一家を始め、メンバーの息子さんが次代のくるみクラブを担っている事には驚きました。まさに、「くるみ実る日」ではないでしょうか。そんな くるみクラブから見れば、MGSはまだまだ子供のように思いました。MGSは、まず「溜まり場」を作る事から始めないといけません。そして、MGSクラブとしての理念を確立・浸透させる事が必要だと感じました。くるみクラブに有ってMGSクラブに無い大きなモノだと思いました。

で、試合ですがセブンス（３試合）、１５人制（１試合）を行いました。私は怪我をしていた事もありＴＪにまわりました。どの試合も観ていて楽しかったです。あれだけボールが動く試合はあまり記憶にありません。次々パスが繋がるのは、芯をずらして当たり、次の選手にボールを渡しているからだと思います。（ＤＦが悪いわけではなく、ノットリリースの反則もほとんどなかった。）　フォローする選手の運動量が決め手であったように思います。このようなスタイル（ガチンコでは無いプレー）だと毎週２試合こなせそうですねぇ。フランスのシャンパンラグビーに似ていると言えば言いすぎですが、日本代表もこのようなラグビーをすれば世界に通じるのではないでしょうか？

今後、MGSも練習でセブンスをどんどんすれば15人制でも活かされると思います。MGSはどのようなスタイルのラグビーをするのかコーチ含めて皆で再度考えたいと思います。最後に、Over３５の試合で、彼らの真剣で情熱的なプレーには敬服いたしました。彼らのようなラガーマンになりたいものです。参加したメンバーには良い刺激になりました。

と、いろいろ有りましたが家族のような深い愛情に浸った蔵王での３日間でした。クラブ活動って”愛情”なのでしょうか。”愛（思いやり）”と”情熱”。そんな思いがしました。

◎西山良憲

くるみチームの伝統と懐の深さに圧倒されっぱなしの３日間でした。驚いたポイント３つ。

・グラウンドの広さ、綺麗さ
・人の集まり（２００人弱！！）
・宿泊施設（宿舎、風呂、喫茶店！、ビアバー！！）

　とにかくクラブチームの１つの究極を体感した気がします。大げさかもしれませんが、あの場所では本気でそう思いました。素晴らしいグラウンドでクラブラグビーライフを満喫しました。日々の生活と比較してなんとストレスレスな３日間だったのでしょう。くるみチームの強さの本質は、クラブチームとしての幹の太さにあるのかもしれません。「自分たちはランニングラグビーをする。それがくるみのラグビー」と、様々な年代の人が異口同音に語っていたのも印象に残っています。くるみに影響されてか、木村★スーパー★部長もとても品行方正な３日間を過ごしました。むしろ木村チルドレンの言動がＭＧＳの品位を落としていないか心配です（最終日に桑原先生が行儀が良かったと褒めてくださいましたが・・・）。また行きましょう。今度はもっと大勢で。

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