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日帰りツアー専門のぽけかる倶楽部が主催する「隅田川クルーズ、浜離宮、築地場外市場と寿司さんまい」の旅に参加してきます。祝日開催なので、築地場外市場は半分が休みのようです。東京半日散歩といった旅です。ぽけかる倶楽部は、先日参加したばかりの横浜シーサイドラインの見学会が好かったので参加してみます。料金が4,980円（ガイド+乗船代+昼食+浜離宮入園料）と比較的安いのは魅力です。
隅田川観光汽船 ＊画像は、こちらへ 久しぶりの隅田川クルーズ。集合場所まで京成線・快速西馬込行きで出かける。1時間とかからない。浅草には少し早く着いたので、浅草寺に行ってみる。まだ９時だというのに、仲見世通りは観光客で芋を洗うような混雑である。もう大方の店が開いている。混雑を避ける意味で、観音さんからひさご通り、ロックと通過して、新仲見世通りで東武浅草駅（松屋）まで戻ってきた。いやはや・・。 浅草駅脇の吾妻橋たもとに船着場がある。ガラス張りの瀟洒な建物である。９：５０分、１０：００分と２便続いて出港していった。こちらも外国人観光客でいっぱいだ。船着場の建物内でツアーの受付が行なわれた。旗を持った添乗員さんからシールをもらう。船の乗船券はない。見やすいところに付けるのが定石だが、きょうは参加者が１５名とのことで、提示でOKとの案内があった。なかなかさばけた添乗員さんだ。 観光船は１０：４０分発だが、船は一向にやってこない。それでも案内放送が何事もなかったかのように出港案内をやっている。出港時刻の１０：４０分に曳き舟の浚渫船に続いて到着した。隅田川内は追越禁止なので、浚渫船に行く手を阻まれて早く走れなかったようだ。船名を見ると、「道潅」とある。 慌しく乗り込む。団体客は私たちのツアーぐらいで、拍子抜けするくらいガラガラだ。船は２階建てで、１階席は喫茶店風の向合いシート、２階席が前向きシートとなっていた。列の一番前に並んでいたので席は選びたい放題だった、最初は一番前に座ってみたものの意外と展望が悪い。数列後ろにずらして座る。船頭さん（船長と呼ぶべきか）は、女性であった。 遅れているので乗船が済むと直ぐに出港した。まずは前方の東武鉄道の鉄橋を見ながら方向転換する。スカイツリーやアサヒビール本社を一望する。客室の前方に女性のガイドさんがマイクをもって立ち、観光バスと同じように案内を始めた。なかなか宜しい。隅田川に架かる橋を順次くぐってゆく。両国界隈はなじみの地なので特に興味深い。総武線の鉄橋をくぐるが、緑色のネットで覆われていた。塗装工事が行われるらしいが、電車に乗っていては気が付かなかった。 船内の売店ではアサヒビールの地ビールが売られていた。浅草なのでアサヒなのだろう。飲んでいる方を見ると美味しそうだ。車内販売ならぬ船内販売もやって来た。 やがて浜離宮までやってきた。隅田川の護岸堤防には水門が設けられており、そこから内堀へ入ってゆく。堤防の内側は全く見通せないので、何度も汽笛を鳴らす。珍しくクルーズ船が出てきた。こんなこともあるので警笛は必須だ。浜離宮の船着場に着いた。ここで下船する。
浜離宮の散策、築地場外市場、すしざんまい ＊画像は、こちらへ 船を降りるといったん集合する。添乗員さんからあらためて挨拶があり、行程の説明があった。まずは浜離宮を一周する。自由見学でもよかったのだが、添乗員さんに付いて回ると説明して下さる。それがとても詳しいのである。いままでいろんな会社のツアーに参加したが、極めて優秀な方であった。 浜離宮は江戸時代に作られたが、１５代将軍が鳥羽伏見の戦いから一人だけ逃げ帰ってきた岸壁なども実見できた。案内されなければ気が付かなかったろう。庭内には様々な茶室もあり、興味は尽きない。庭園の外には汐留の高層ビル群が林立している。 浜離宮の見学の次は、添乗員さんに連れられて徒歩で築地市場へ行く。要所要所でスポットで説明してくれる案内も的確だ。かつて汐留貨物駅から東京市場まで引き込まれたカーブした貨物線跡はもう鉄道線とは解らないくらいに変容していた。築地場外市場で自由時間になる。ツアー提携店はないとのことだったが、乾物屋と卵焼きの店では添乗員さんが付いてきてくれて割引になった。海苔を買ったので手巻き寿司を作ってみたい。 最後は、場外市場から程近い「すしざんまい」で遅い昼食となった。大混雑の店内に入ると、一番奥の座敷席が私たちツアー客のために確保されていた。すしざんまいは、毎年大間のマグロの初せりで高額に落札していることで有名になった。かつてスカイマークの機内で宣伝うちわを頂いたこともある。露出することに長けた会社なのだろう。なお、寿司の味は値段相応であった。 別注でビールでも飲もうかと思ったが、ツアーは相席なので早々に退散する。ツアーはここで自由解散なのだ。添乗員さんにとても素晴らしいエスコートだったとお礼を言って店を辞した。歌舞伎座を眺め都営浅草線の東銀座駅から、ちょうどやって来た快速・佐倉行きに乗車して帰ってきた。 日帰りツアーとしてはとても秀逸な中身であり、Kさんとおっしゃる添乗員さんのエスコートぶり、専門知識の高さを痛感した旅であった。 ・八千代台８：１２（京成線普通）→８：２８船橋８：３２（快速西馬込行き）→９：０４浅草 ＊3000系８連 １０：２０分 東京都観光汽船 浅草発着場にて集合・受付 ・東銀座１４：１３（浅草線）→１５：０９八千代台
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