あこがれの・・・
石井勝レフリーとの出会い
こんにちは、涌井です。
昨日、札幌選抜対函館選抜の交流試合に帯同させていただきました。ぼくはレフリーとして依頼されての参加だったのですが、とてもうれしいことがありましたので、ご報告申し上げます。
それは日本協会公認レフリー・石井勝先生にお会いできたことです。石井レフリーは函館在住で稜北高校の先生をしていらっしゃいます。昨日は函館のレフリーの方を見に来るためにいらしており、２試合あったのですが、それぞれ前後半ずつ私を含めて４名のレフリーを見てくださいました。１試合目の前半、いきなり私の番でした。菅平のＢ級認定講習会とは違って、試験ではないので別段緊張することなく、普段どおりに吹きました。オール函館のＦＷの反則が多く、非常に難しい試合となりましたが、なんとか吹き終えることができました。前半終了後、石井先生に呼ばれて講評をいただきました。丁寧に紙に書いてくださったので、その内容を以下に紹介いたします。
ワクイレフリー
１３：１５キックオフ 前半３０分
函館根崎ラグビー場 晴天 ２３度
スタイルＯＫ
コンタクト時のスキャニングＯＫ
８分 ラインアウト最後のオフサイド アドバンテージ解消もう少し我慢
１０分 ラック時の函館のオフサイドの回り込み厳しく
１６分 ゴール前のラインアウト前にたった方がベター
Ｒ・Ｍ時 ディフェンスを背にしたとき首を振る
ニュートラルの位置に立つときとディフェンスが見える位置取りを考えて
キック時の１０Ｍサークルオフサイド
プリベンティブに声かけて！
オーバーザトップが多いゲーム、キャプテンを呼んで一度注意しても良い！
というようなことを、丁寧に詳しく説明していただきました。特に参考になるのは、実際に自分だったらこう吹きますね、というようなことを例をあげて説明してくれたことでした。ぼくはここ数年の早明戦のビデオを持っているのですが、まさに石井レフリーのそのものの吹きかただったので、思わず「ホンモノだぁ」うれしくなってしまいました。
石井先生はとにかく熱血漢な方で、とても親切に力強く教えてくださいます。そして、何より紳士的で格好いいのです。ぼくはお会いしているうちに誰かに似ているということに気がつきました。そうなのです、あのミスタージャイアンツ・長嶋茂雄にそっくりだったのです。どことなく声が似ています。そして、よく英語の単語を強調します。なにより、背中からオーラが出ています。「そんなことないよ」、と言われそうですが、ぼくにとっては石井先生はまさに長嶋茂雄そのものに写りました。それだけ大きな存在な方なのだと思います。東京では下井真介・桜岡将博レフリーにお会いして感激いたしました。北海道では石井勝レフリーにお会いできて感激することができました。３人とも大きな大きな目標です。ぼくはまだまだ年が若いので、あと２０年くらいかかりそうですが、いつか３人のようなレフリーになれるよう切磋琢磨するつもりです。
昨日はとても感激したことがあったので、思わずメールしちゃいました。失礼しました。
石井レフリー＆涌井レフリー