地域予選の結果

三地域大会・予選方法

＝関東・関西・九州の予選結果＝

全国クラブ大会パンフレットより

クラブ大会は、全国大会－三地域大会－４７都道府県大会と、三層構造のピラミッド構造となっており、北海道から沖縄まで全国４７都道府県すべてのクラブチームに出場権が開かれています。

第１３回東日本クラブ選手権大会１～３位が、全国クラブ大会へ出場します。関東協会管下１７都道県の代表チームと前年度ベスト３チーム、計２０チームによるトーナメント戦で実施されました。９月１４から１１月３日まで、神奈川善行、熊谷、盛岡南、山梨御勅使南、水戸ツインフィールド、日本ＩＢＭ、秩父宮ラグビー場で実施。

決勝戦は、１１月２日（日）秩父宮ラグビー場で、曼荼羅クラブ（東京１）と北海道バーバリアンズ（北海道１）との間で争われ、４８－１０で曼荼羅が３年ぶり６回目の優勝を飾りました。

３位決定戦は１１月３日(祝)、日本ＩＢＭグランドで行われました。準決勝敗退２チームのタマリバクラブ（神奈川１）と三鷹オールカマーズ（東京２）の対戦は、３１－１４でタマリバが関東第３代表の座を射止めました。ＩＢＭのグランドは人工芝であり、初の人工芝グランドでの大会開催となりました。

関東エリアの課題は、発足当時同じような実力だった各県のチーム力の差が、この１０年で大きく開いたことで、常連チーム以外の４番手以降のチームが早く出現することが望まれます。次年度より、関東エリアのクラブ大会は、ベスト６によるリーグ戦の部と、従来どおりのトーナメント戦の部に分かれる予定であり、それぞれのカテゴリーでチャンピオンシップを競いあうことで、面白いゲームが数多く出現することが期待されています。

　関西協会管下のクラブ大会は、近畿圏を中心に行なわれている関西クラブリーグ戦と、２２府県を網羅する関西クラブ大会との二本立てで実施されています。

（１）関西クラブリーグ戦（Ａ・８チーム、Ｂ・８チーム）は、Ａリーグの１～２位が無条件で全国クラブ大会への出場権を得る。

リーグ戦は、９月７日から１１月１６日まで、鶴見緑地、芦屋中央公園、府立高専、万博、西京極、東大阪の各グラウンドで実施。毎年全勝対決でリーグ戦を制してきた六甲クラブと千里馬クラブの対戦に今年は異変が起き、千里馬が雑草クラブに１敗を喫した上での対戦となりました。結果は、７８－１２で六甲クラブが全勝優勝しました。六甲は１００点ゲームを含めたダントツのスコアーで、関西リーグでは無敵状態です。

（２）関西クラブ大会優勝チームは、関西クラブＡリーグ３位との間で＜関西第３代表決定戦＞を行い、勝ったチームが全国クラブ大会への出場権を得る。

　関西クラブ大会は、関西協会管下２２府県のクラブチームの代表が、カップ・プレート・ボウルのブロック別（４チームずつ６ブロック）に分かれてトーナメント戦を行う方式で争われます。９月６～７日に岡山県美作ラグビー場で開催されました。優勝は、前年度１回戦で敗退した岡山クラブが再生を期しての出場となり、３６－２２で愛知クラブを下して、第３代表決定戦に駒を進めました。

　第三代表決定戦は１１月２３日、旭硝子クラブ（リーグ戦３位）と岡山クラブ（クラブ大会優勝）との間で争われ、岡山クラブが３４－１２で勝ち、前年度の雪辱を果たしました。

関西第３代表決定戦
（２００３．１１．２３／美作ラグビー場）

旭硝子クラブ（クラブＡリーグ３位／兵庫）　　１２－３４　　岡山クラブ（クラブ大会優勝／岡山）

第２９回全九州クラブ大会の１～２位が、全国クラブ大会へ出場します。九州協会管下８チームによるトーナメント戦で実施され、今年から１～２回戦と決勝戦が分離されて実施される大会システムの改革がありました。１１月２３日～２４日に行なわれた１～２回戦は、宮崎県総合運動公園で開催されました。決勝戦は１１月３０日、初の試みとしてトップキュウシュウの有料試合と抱き合わせ開催で、博多の森球技場という最高の舞台が用意されました。

決勝戦に勝ち上がってきたのは、地元・福岡の帆柱クラブと、常勝・吉四六クラブを大分県予選で破って進出してきたウルトラマンクラブとの対戦となり、３４－２２で帆柱クラブが初優勝を飾りました。

決勝戦が博多の森で開催されたことで、九州のクラブチームのモチベーションは大いに上がっています。全国大会が福岡で開催されることと併せて、九州旋風が巻き起こることが期待されます。