いつも心に太陽を

文：涌井大輔

こんにちは涌井です。

道路の雪もすっかり溶けて、道ばたにはふきのとうが顔を出し、肌を刺すいてつくような寒さもなくなり、吹き抜ける風がやわらかくなってきました。いよいよ、待ちに待った３度目の春がきたのです。今年の春は自分にとって、今まで以上に格別の想いがありました。それは自分の夢が叶う春だったからです・・・。

私、涌井大輔は今年度、大川小学校の５年２組を担任することになりましたので、ご報告申し上げます。昨年は新採用ということで、教科担任を受け持っておりましたが、今年度からはようやく小学校教師としての一歩を踏み出すことができました。３１人の元気な子供たちを相手に１年間、いや６年生までの２年間受け持ち、立派に卒業させてあげたいと今から心に決めています。

昨年から温めていたのですが、クラスを持ったらぜひキャッチフレーズをつけたいと常々思っておりました。単刀直入一意専心猪突猛進ど真ん中のストレート単純明快男は、自分のクラスにつける名前も、子供たちにわかりやすいものをと考え、名前を・・・

「太陽学級」

と名付けました。

その名の通り、３１個の太陽が光り輝くよう願いをこめたものであります。パソコンで印刷した光り輝く太陽マークを、教室の前後ど真ん中に貼りつけました。いつも、この太陽が見守ってくれているようで、子供たちも喜んでいるようです。

さて、大川小学校・太陽学級の子供たちですが、一言で表すと「と〜っても素直で明るく元気な５年生」
もう、絵に描いたような素晴らしい子供たちであります。昨年図工を担当していた学年ということもあり、すぐに解けることができました。そして、うれしかったことに、たくさんの子供たちが先生へのメッセージに、

「涌井先生が担任でよかった」

と書いてくれました。子供たちの期待に応えるためにも、常に真剣勝負で一生懸命やらなくてはいけない、と心に誓っております。

学級担任としては初めての経験ですが、教師としてはすでに４年目になります。これまでのノウハウや自分の力を信じて、太陽学級を大川小学校の中でもひときわ輝かせられるようがんばりたいと思います。

４月１日から毎日子供のことばかりを考えている日々が続いています。今まで温めていたアイデアをいかんなく発揮する時がきたのです。これまでにない充実を感じています。こんなに元気で素晴らしい子供とともに生活できる自分は幸せ者です。

日々、子供たちに伝えたいこと、それは・・・

「いつも心に太陽を」

<<イラストは学級だよりのタイトルです。知り合いのコンピュータグラフィックの
デザイナーの方に作っていただきました。とても気に入っています>>